ストレッチによる影響 介護職での検討

介護職従事者のストレスに及ぼすストレッチ運動の効果
www.jstage.jst.go.jp
出典元:J−STAGE

今回は、ストレッチの効果を職種をしぼって検討したもの。

ストレッチって実際効果あるの?

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これは、かなり議論されているものだと思います。

実際の臨床で実施している印象では

『ちゃんとやって、さらに毎日やれば効果ある』

でしょうか。

なので、毎日ではなく、たまにやるくらいのストレッチなら、普通にジョギングや自分のしたい運動でウォーミングアップをした方がよっぽどいいです。

特に、患者さんに処方するなら、毎日やれる環境なのか、確認は自分でできるのか、内容はきちんと理解しているか、リスクや負荷量は把握しているか

きちんと考慮し、実施していかなければいけないと思います。

文献紹介

募集に応じた 参加者45名(A 施設:22名,B 施設:23名)に対し て研究の趣旨と内容に関する説明を行った結果, 40名(A 施設:19名,B 施設:21名)が研究対象と なった。
出典元:J−STAGE

この文献では、ストレス反応、メンタルヘルス、腰痛、睡眠状況、体力、体格を測定し、結果について考察されています。

女性においては,長座体前屈および唾液中コル チゾールで運動介入と時間経過の有意な交互作用 を認めた。長座体前屈はコントロール群では数値 が低下したのに対して介入群では上昇した。コル チゾールはコントロール群では介入期間終了後に 値が増加したのに対して介入群は漸減した。 男性は,いずれの項目も運動介入と時間経過の 交互作用について有意性を認めなかった
出典元:J−STAGE

個人的な感想

この文献では、専門職を対象として、研究がされています。

特に、介護職の離職にもかかわる、腰痛、ストレスの検討ということで、とてもためになる文献ではないかと思います。

実際に、職場のほとんどの人はコルセットをしていますし、『また、ギックリ腰だよー』というのもよく聞きます。

介護職の腰痛持ちは、ほとんど100%じゃないでしょうか。

どんなに、姿勢に気をつけていても、相手が人である以上、相手を思うと無理な体勢での作業をしてしまうのだと思います。

今回のストレッチは比較的、簡単かつ、すぐにできるものなので、女性ではストレス値、柔軟性に有意差がでたということなので取り入れてみるのはいいんじゃないでしょうか。

男性で、有意差が出なかったことについては、筋力の差に影響があると思います。

女性より筋力がある分、無理な姿勢でも作業ができたり、体格の重い患者や利用者を相手にすることが多いからではないでしょうか。

私自身もつい、無理な姿勢での作業をしてしまうことがあるため、注意しようと思います。

文献から学んだこと

簡単なストレッチで効果が出ることが、文献からも示されていることもあり、その職種でもボディーワークはとても重要だと再認識しました。

ストレッチだけでも、ストレス値が変化することも、勉強になったことの一つです。

自分の体を動かす、コントロールするというのは快刺激につながるんですかね。

文献でも、筋の伸長刺激による影響を考察していましたが、なにか作業した後は伸びたくなりますよね。

周囲の介護職や看護師、セラピストはとても腰痛が多いので、自分自身もなにか提供できればと思います。

最後までありがとうございました。

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