
首がぐらぐらしてなんか安定しない。特別な作業をしているわけではないのに、なんか首が疲れている。
首の状態は肩こりや腰痛に大きく関係しています。
重大な病気でなくても、日々の生活によって首の状態は大きくて変わって来ます!
子供の成長を表すのに、首が座る。首が安定する。こういった表現をしていますよね。
首が座ると、寝返りができたり、座れたり、立って歩く事ができます。皆さんは、首を意識的に動かしてますか?あるいは、自分でコントロールしてますか?
実は、首が疲れる原因は、首が座っていないからなのかもしれません。
もしかしたら、意外な疲れの原因になっている!なんてことも。
長く続いている肩こりなどは、首が原因ということは想像しやすいかもしれませんが、腰痛、眼精疲労の原因にもなっていることもあるんです。
今回は、首が不安定ないことが原因で、どういったことが起こるのかを紹介していきます。
もし、首が原因のその疲れを解消していきましょう。
Contents
首が座ると出来ること。
赤ちゃんの首が座るのは、だいたい三ヶ月程度。
首が座ることによって、抱っこするのがだいぶ楽になりますよね。
寝ている時に自由に首を動かせたり、気になるものに顔を向けることができます。
首が座る前には自由に首を動かせないので、興味があるものがあっても顔を向けることができません。
首が安定していない状態では、体はとても不安定な状態です。
赤ちゃんが床で、足や手をばたばたさせるのは、安定しよう!感覚を体に入れよう!としているんです。
その結果、あの愛らしい行動を取っています。
『バタバタ』と体を動かしているのは理由があるんです。
脳の機能で見ても、いろいろな動きをすることでメリットがあります。
脳は色々な感覚を取り込もうと活動してます。
首が安定することで、色々なところに目を向けることができます。
目を向けられると、また新しい刺激を感じることができ、赤ちゃんの成長に繋がっていきます。
首が安定すると顔を動かせる。
大人は気になったものに顔を動かせます。びっくりしたら、すぐにその方向に対して、顔を動かすことができますよね。
しかし、首が座る前の赤ちゃんは、顔を十分に動かす事ができません。
少し体験してみましょう
顔を右、左に向けてみてください。
その時に顔を向けた反対のお尻に体重が乗るのがわかると思います。
立っている人は反対側の足に体重が乗るでしょう。
顔を向けるためには、反対側の足やお尻に、充分に体重をかけられる状態になっているかどうか、これが重要なんです。
顔を左右に動かすという小さい動きでも、身体の体重を左右に動かすことが必要です。
首をよく寝違える人。慢性的な肩こりはこれが原因かもしれません。
よく寝違える方向と反対の足、体幹に問題があるかもしれません。
顔を動かすには、首が安定する必要がある

頭は1番上にありますよね。
この頭、結構重いんです。
体の10%程度が頭の重さ
体の10%ということは、60kgの人は常に6kg程度の重りが上に乗っているということ。
きちんとした位置に頭がないと、首に負担がかかるのが想像できます。
少しずれるだけでも首には多くの負担がかかってくるんです。
頭の位置は、身体のバランスを取ることにおいて、とても重要です。
首の姿勢はとても大事です。
頭は、体の上。
体は、骨盤の上。
骨盤は、足の上。
頭は積み重なったものの上に乗っかっているんですね。
ぐらぐらの、だるま落としはすぐに崩れてしまいます。
石を積み重ねる時も土台が肝心です。

首も守るインソール
インソールって何?
インソール=中敷です。
足底板とも表現されることがありますね。
これに関しては、大きく2つあると思います。
既製品の物 オーダーメイドの物
この2つですね。
既製品に関しては、今は100円均一にも売っています。
しかし、この既製品は体にあっていないものも多いため、慎重に導入することをお勧めします。
消臭を期待するならいいですけどね。
既製品での私のおすすめはこちら。
このインソール、スポーツショップなどでも売っていますが、まずは一度体験して見ることをおすすめします。
なぜなら、先ほど書いた通り相性があるからです。
このスーパーフィートは、ただ単にアーチをあげるだけの構造ではなく、足の機能解剖に基づき作られています。
また、ヘタレにくく長く使えるのも特徴です。
中敷を買ったけど中でずれてしまった。すぐにヘタれてしまった。というのを防げます。
ちなみに消臭効果もあります。
これを入れることで、足だけでなく肩の不調、首の不調、目の疲れも軽減するかもしれません。
理由は単純、全て足の上に乗っているからです。
首が座らない理由
ここで表現する首が座らないというのは、首をコントロールできていないということです。
人は、歳を重ねるにつれて、関節の動く範囲が狭くなってきます。
これは、関節が変形したり、身体の細胞が変化することで動きにくくなります。
特に、高齢者は体を大きく回すことができません。
そのため、歳を重ねると歩幅は狭くなるし、体は回らないし、腰が曲がるんです。
若々しい人は、体を大きく捻ることができます。
ヨガでもねじりのポーズがありますよね。
この体を回すというのは、首の大事な機能の1つなんです。
これが働きづらい状態が、首が座らないという状態の1つ。
体でチェック
ここでチェックしてみましょう。
- 姿勢を良くして前を向く
- 顔は前を向いたまま、眼球だけ左右に動かす
- 今度は視点を固定して、顔を左右に動かす
どうですか?
ここで眼球を動かした時に、顔も動いてしまった人。
視点を固定して顔を動かした時に、うまく顔を動かせなかった人。
目が異常に疲れた人。
こういう人は、首が座っていない状態(コントロールできていない)かもしれません。
改善方法は簡単!
上のテストを繰り返すだけ!
慣れてきたら、寄り目をしながら顔を動かす。
少し早めに眼球を動かす。
こういうのをたまにやるだけで、体が整うのを感じるでしょう。
日々の積み重ねが大事です。徐々に首をコントロールすることができるようになるでしょう。
ぜひやってみて下さい。
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