医療現場でのすれ違い コミュニケーションギャップの実状


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医療現場でもよく聞く、ムンテラやインフォームドコンセント。

医者やセラピストからの病状の説明のことを指しますが、患者さんによって理解度は様々。

時には、病状説明を行なったにも関わらず、聞いてなかった!なんてことも。

今回は、病院の中でのすれ違いについて説明し、ニュースの紹介もしていきます。

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病状説明って?

入院した患者さんは、救急搬送の方もいるため、自分の状態について何もわからないことがあります。

そのため、状態の安定や退院前に病状説明というものをします。

また、患者さんの状態によっては、家族だけという形もよくあります。

現在の状態と予後。今後の疾患管理についてや、かかりつけ医の決定、服薬管理、リスク管理についてなどなど結構情報量が多いです。

そのため、一度説明しただけでは伝わらないこともあります。

その背景には、急な環境の変化で落ち着いていなかったり、多職種から多くの情報を、一気に詰め込まれるのが原因として考えられると思います。

患者の心境 家族の選択

情報社会と言われる現代、情報を収集する習慣をつけていないと、何が正しいのかわからなくなってしまいます。

そんな中で、病状説明などで大量の情報を受けると、それだけで頭がパンクしてしまいます。

さらには、入院している場合、状況に応じて転帰先などを決めないといけないこともあります。

大きく分けて施設にするか、自宅にするかですね。

長年暮らしてきた自宅には思い入れがあるものです。

自分のことでも選択に躊躇するのに、家族のことも決めなくてはいけない場面が来ます。

家族が元気なうちに、病気になったらどうするか、というのを話しあっておくのも重要です。

話し合っておくことで、選択する際の悩みも軽減することでしょう。

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相手の思いを知る

相手になにかを伝えるには、相手の状況を知る必要があります。

相手にとってなにを重要視しているのか。

家族なのか、自分の体のことなのか、趣味なのか、友人なのか。

各個人でそれぞれ大事なものがあると思います。それに繋げて、自分ごと化してもらうことで、情報を受け取りやすい状態を作っていきます。

病状説明においてはこれが重要です。

健康に注意していない、もしくは全く興味がない人に例えば『血圧が高いので塩分を控えてください』こんなことを言ってもほとんどは管理しないでしょう。

なぜなら興味がないからです。

できるなら、血圧を管理することで起こる、体の変化ついて共有するといいと思います

血圧が高いと〇〇の疾患リスクが高まります、その結果好きな〇〇が出来なくなります。

自分の好きなことをやるのに、血圧の管理が必要なので塩分を控えるようにしてください。

こういう感じでしょうか。シンプルですが受け取り方が変わってくると思います。

できるなら、生活習慣に合わせて塩分であればどのように調節するかもアドバイスするといいと思います。

関連記事>【人生100年時代】日々の過ごし方で寿命が決まる。プラスになる健康習慣。 – こちゃろぐ

コミュニケーションギャップ

例として出した高血圧関連のニュース。

医療現場での統計を出したものです。

www.seikatsusyukanbyo.com
出典元:日本生活習慣病予防協会

病状説明につい低下のような結果が出たようです。

 86%の医師が初診時に「治療の目的」を説明したと回答したのに対し、「治療の目的」を説明されたとする患者は39%にとどまった。「何を説明されたか覚えていない」(15%)、「説明を受けていない」(8%)と答えた患者も多かった。
 また、49%の医師が治療選択肢を説明したと回答したが、患者でその認識のあるのは18%にとどまった。95%の医師が「降圧目標値について説明した」と回答したのに対し、44%の患者は「説明を受けていない」「覚えていない」と回答した。
出典元:日本生活習慣病予防協会

このギャップは上に書いた通り、患者さんや家族の状況がそうさせているんでしょうか。

なんにせよ、健康についての知識を高めていく必要があると思います。

ある程度疾患については、今はネットでも調べられます。

それでは最後までありがとうございました。

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