本紹介まとめ 良い本との巡り会わせは、自分の行動で決まる。

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自分が5月に読んだ本のまとめを行います。

4月にも行ったんですが、結構これが楽しみ。

本は一度読んだだけでは、なかなか頭に入ってこないもので、気になったところなどは何度か、重読するようにしています。

このまとめを行うときも、何読んだかなー、と思いつつまとめます。

その繰り替えしで、本の内容がまた違った視点で見えてくるので、色んな本の向き合い方をするのはとても良い事がだと感じています。

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病院が患者を作る?

【病院は患者を作る!?】日々の積み重ねが健康を作る! – こちゃろぐ

現代の診療について、警鐘を鳴らすような内容の本。

認知症はタイプがとても多く、医療の進歩により、さまざまな分類をしています。

そのため、治療が難しく進行性であるため、その治療の効果も出ない事もしばしば。

しかし、認知症ではないのに、認知症と診断され薬の処方をされる事も、、、

特に落ち着かないため、認知症と診断され鎮静をかけるために抗精神薬を処方されるといったことも。

この抗精神薬は、認知症患者の死亡率を上げることも示唆されています。

認知症に関わる家族、認知症と診断されており治療がなかなか難渋している人などは、読んで損はしないです。

成功につながる魔法。

成功に繋がる魔法 『営業職必読!?』 – こちゃろぐ

この本は、営業職向けの本。

いかにして自分の商品に価値を感じていただき、それを買うという選択をしてもらうか。

価値を届けるのも営業職の役割だと。

価値の提供、ニーズがあるのかどうかをヒアリングし提供していく。

その過程を各章に分けて紹介しています。

人ととの関わりの中で、自分が何を提供できるか、何を価値と感じてもらえるのか。

営業職でなくても、参考にできる考え方だと感じます。

ストーリー形式で、対話風に書かれているので読みやすい内容になっています。

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コンビニ人間

当たり前って何?既成概念が崩れる『コンビニ人間』 – こちゃろぐ

この本に関しては、色々考えさせられました。

自分の中での普通ってなんだろう。今まで当たり前と思っていたことは、何を基準にそう感じていたんだろう。

出てくる主人公は、思考に関してはいたって普通。しかし、それを正しく判断することができないのです。

自分の思考を他者と合わせ、何が正しいかの判断ができない。

自分の思考過程も周囲の当たり前に合わせるから、何故そうなったのか自分自身でも理解することができない。

自分にとっても何が当たり前なのか、その当たり前の基準はなんなのか。

普通に生活していたら、感じることのない疑問がどんどん出てきます。

自分自身を俯瞰するきっかけになった本です。

嫌われる勇気

ゆとりが自分を救う。生活に少しの余裕を。『嫌われる勇気』 – こちゃろぐ

人気のアドラー心理学の本。

この本には正直助けられた所があります。

自分自信あまり落ち込んだりしないタイプなんですが、人と関わる職業柄どうしても理不尽だと感じてしまうことがあります。

その悩みに対して、どのように捉え対処していったら良いか、という事おいてとても参考になった考え方です。

この本では、青年と哲人という二人の登場人物の対話形式になっています。

青年はアドラー心理学について強い不満を持ち、哲学者の所に訪ねてきます。時には荒い口調で罵ったりしますが、その哲人の言葉や思想により、青年は助けられていく。

何度も対話を重ねていくにつれて青年の人生が変わっていく様は、人生の波を表現しているようです。

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天才棋士 加藤一二三 挑み続ける人生

ひふみんの生き方 穏やかな顔の裏には強い意志 『天才棋士 加藤一二三 挑み続ける人生』 – こちゃろぐ

今や大人気のひふみん。

その将棋人生がどんなものだったのかを、本書は語っています。

1つの事に挑戦する際の姿勢、挑み続ける熱意。天才と言われる所以がここにあります。

挑戦し続け、試行錯誤していく様は見ていて応援したくなるものです。

ひふみんは現在もタレントとして挑戦し続けていますよね。

CMでもよく見かけますし、その行動力には驚かされる事ばかりです。

何歳になっても、挑戦し続ける事はやはり大事なんだなと再認識させられました。

姥捨て山戦争

この本は献本でいただきました。

本書では、日本の問題について言及し、ありえないと思わせるほどの法令を題材としてあげています。主人公の思想や描写には目を塞ぎたくなるような場面もあります。

しかし、現代のニュースや高齢化社会における問題点を、1つの視点としてサイコパス的思考をもった主人公を作り、表現しています。

ありえない、と思いながらも、こういった事が本当に起こってしまうのでは?とも感じました。

本書は、日本の問題について考え良い題材だと思います。
私には少し、主人公のサイコパス的思考が理解できず、読み進めるのがつらい場面もありましたので、刺激に強い方向けだと感じました。

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頭のいい子にする最高の育て方

この本の著者は、『ハッピーエデュ』という団体の代表の『はせがわ わか』さん。
あなたに合った頭のいい子の育て方をコンセプトの活動されているそうです。

時間がないからこそ、子どもとの関わり方、効率の良い学習方法、良い環境とは何かを科学的に考え、実践してきたもののまとめになっています。

その経験から、脳科学や発達心理学は、子どもを育てる親御さんにこそ知ってほしい!
こういった思いから本書を書き始めたそうです。

実践経験からまとめた本書であるため、生活にとりいれやすく、実践しやすい内容になっていると感じます。
特に、各章ごとに裏付けとなる出典元や研究元が載っているなど、読者にとって信頼できる内容になっています。

今まで、自分が良いと思って関わっていた事が、子供には悪影響だったかも、と思わせる内容もありました。
また、自分が実践してきたことも、これは良いことだったんだ!と思わせる内容も。
子育ての見直しにもなりますし、子どもとの関わり方に難渋していた方も、少し心が軽くなるかもしれません。

頭のいい子に育てるのだけが、子育てではないと思いますが、子どもの可能性を広げるのは子育ての大きな役割の1つ。
エビデンスに基づいた関わりは、より効果が高く実践性に優れています。

五月の本

今回はここまで。

今月は専門書を読む事が多く、紹介していないものも多いですが、3〜5日で一冊のペースでした。

今月も良い本に巡り会えることを願っています。

最後までありがとうございました。

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