ドアノブを回すとき、肘の外側がズキッとしませんか?
こんにちは、袖ケ浦整体サロンパルクの古茶です。 「最近、肘の外側が痛くて、雑巾を絞るのが辛い」 「キーボードを打っていると、腕全体がだる重くなる」
整形外科で**「上腕骨外側上顆炎(通称:テニス肘)」**と言われ、「テニスなんてしていないのに」と驚かれる方が増えています。 実は近年、労働衛生の分野では、コンピュータ作業と上肢障害の関連性が強く指摘されています。
1. 指の使いすぎが「肘」を壊すメカニズム
なぜ指先の操作で肘が痛くなるのでしょうか? 解剖学的に、指を伸ばしたり手首を持ち上げたりする筋肉(総指伸筋・短橈側手根伸筋など)は、すべて**肘の外側(外側上顆)**に付着しています。
マウスをクリックする動作(指の伸展)を繰り返すことで、筋肉の付着部に牽引ストレスがかかり続け、微細な損傷や炎症が生じるのです。
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参考文献1: Descatha A, et al. (2016) のシステマティックレビューでは、反復的な手首や指の伸展動作を含む作業は、外側上顆炎のリスク因子であると結論付けられています。
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参考文献2: Waugh EJ, et al. (2004) の研究でも、コンピュータユーザーにおける上肢の痛みと、キーボード・マウスの使用時間の関連が示唆されています。
2. 湿布だけでは対処できない「筋膜の連鎖」
肘が痛いからといって、肘だけに湿布を貼ってもなかなか改善しないことがあります。 その理由は、負担の元凶が**「前腕の筋肉の硬さ」や、さらに上流の「肩甲骨・胸椎の機能不全」**にあることが多いからです。
猫背(円背)姿勢で作業をしていると、肩甲骨が外転し、上肢への血流や神経伝達が悪化することが知られています。
3. パルクのアプローチ:指先から全身を見る
当サロンでは、患部(肘)の状態確認はもちろんですが、全体的な運動連鎖を考慮したアプローチを行います。
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前腕伸筋群のリリース: 硬くなった筋肉の滑走性を徒手的に改善します。
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胸郭・肩甲骨のモビライゼーション: 猫背由来の腕への負担を減らすため、土台となる姿勢を整えます。
「仕事だから仕方ない」と諦める前に、理学療法士による**「身体機能のチェック」**を受けてみませんか? 痛みの原因を正しく理解することが、快適なワークライフへの第一歩です。
※激しい安静時痛や熱感がある場合は、まずは整形外科の受診をお勧めします。







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