【理学療法士が解説】なぜ当サロンは「ボキボキ」しないのか?一瞬の爽快感よりも「関節の安定」を守る理由

「ボキッ!」という音の正体を知っていますか?

こんにちは、袖ケ浦整体サロンパルクの古茶です。 整体と聞くと、首や腰を勢いよく捻って「ボキボキッ!」と音を鳴らす施術をイメージされる方も多いでしょう。

「あの音が鳴ると矯正された気がする」「スッキリする」 その感覚はよく分かります。しかし、人体の構造を専門的に学んできた理学療法士として、当サロンでその施術を行うことはありません。

今回は、解剖学的な視点から「なぜボキボキさせないのか」、そして当サロンが採用している「ソフトな整体」がなぜ身体を変えるのかについて解説します。

1. 「動かしすぎてはいけない関節」がある

最大の理由は、**「本来動くべきではない関節(ハイパーモビリティ)をさらに緩めてしまうリスクがあるから」**です。

私たちの背骨や関節には、大きく分けて2つの状態があります。

  1. 硬い関節(Hypo-mobility): 動きが悪く、サビついている場所。本来アプローチすべき箇所。

  2. 緩い関節(Hyper-mobility): 動きすぎていて、これ以上動かすとグラグラになる場所。

実は、ボキボキと音が鳴りやすいのは、すでに動きすぎている**「緩い関節」の方なのです。 硬い部分をピンポイントで動かすのは非常に難しく、勢いよく捻ると、その上下にある「動きやすい関節」ばかりが過剰に動かされ、「関節の不安定性」**を助長してしまいます。

2. 「気持ちいい」の正体は脳内物質

「でも、やってもらうとスッキリするよ?」 その理由は、関節包(関節を包む袋)が急激に引き伸ばされることで、一時的にエンドルフィンなどの快楽物質・鎮痛物質が脳内で分泌されるからです。

つまり、凝りが根本的に解消されたのではなく、強い刺激によって一時的に感覚が麻痺している可能性があります。 この麻酔のような効果が切れれば、緩んでしまった関節を支えるために、筋肉は以前よりも強く緊張し、余計に凝りがひどくなる…という悪循環に陥るリスクがあります。

3. 当サロンの「鳴らさない整体」が選ばれる理由

袖ケ浦整体サロンパルクでは、**「組織間リリース」「バイニーアプローチ」**という、非常にソフトな手技を用います。

  • 狙うのは「組織の滑り」: 関節を無理に動かすのではなく、筋肉と筋肉、皮膚と脂肪の間の「癒着」をミリ単位で剥がし、本来の滑走性を取り戻します。

  • 脳への安心感: 強い刺激(痛みや衝撃)は、脳を「防御モード(体を固める反応)」にさせます。逆に、触れるか触れないかのような繊細なタッチは、脳の緊張を解き、深層の筋肉を自然と緩ませることができます。

4. まとめ:体は「壊される恐怖」を感じている

もしあなたが、「強い刺激じゃないと効かない」と感じているなら、それはすでに体の感覚センサーが鈍麻(ドンマ)している証拠かもしれません。

派手なパフォーマンスではなく、地味だけれども解剖学に基づいた「構造的な調整」。 袖ケ浦で、本当に体を大切にしたいと願うあなたのための整体院でありたいと、私は考えています

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