「背筋を伸ばして!」と言われても、3秒で戻る理由
こんにちは、袖ケ浦整体サロンパルクの古茶です。 デスクワーク中、ふと鏡や窓に映った自分の姿を見て、「うわっ、姿勢悪い…」とショックを受けたことはありませんか?
慌てて背筋をピンと伸ばしてみるものの、気づけばまた背中が丸まっている。 「私には筋力がないから…」と諦めていませんか?
実は、猫背が治らない医学的な理由は、筋力不足ではありません。 あなたの胸の前側にある筋肉が**「縮んだままロック(拘縮)」されているからです。 今回は、無理やり背中を伸ばすのではなく、「体の前面」を開放する医学的なアプローチ**について解説します。
1. 猫背の正体は「酸欠」である
猫背は単に見栄えが悪いだけではありません。 医学的には**「呼吸機能の低下」**を引き起こす深刻な状態です。
2016年の研究*1) によれば、頭が前に出た姿勢(FHP: Forward Head Posture)の人は、正常な姿勢の人に比べて肺活量が有意に低下していることが分かっています。 肩が内に入り(巻き肩)、肋骨の動きが制限されることで、肺が十分に膨らまないのです。
「最近、疲れが取れない」「頭がぼーっとする」 それは、あなたの体が慢性的な酸欠状態にあるサインかもしれません。
2. 背中ではなく「胸」を剥がせ
猫背を治そうとして、背中の筋肉(僧帽筋など)をマッサージしたり、無理やり胸を張ったりするのは逆効果です。 なぜなら、原因は背中ではなく、縮こまった**「小胸筋(しょうきょうきん)」**にあるからです。
鎖骨の下にあるこの筋肉が硬くなると、肩甲骨を前方に強く引っ張り込みます。 この状態で背筋を伸ばすのは、「強力なゴムバンド(小胸筋)」に逆らって引っ張っているようなものです。すぐに疲れて戻ってしまうのは当然です。
3. オフィスで1分!「小胸筋リセット」
では、どうすれば良いのか。 当サロンでも推奨している、座ったままできる簡単なセルフケアをご紹介します。
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鎖骨の下のくぼみを探す: 肩の付け根あたりにある、押すと少し痛気持ちいい場所です。
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指で押さえながら腕を回す: くぼみを指で軽く圧迫したまま、腕を大きく後ろに回します(10回)。
これだけで、肩甲骨を前へ引っ張っていたロックが外れ、自然と胸が開くようになります。
4. 当サロンの「肩甲骨はがし」はここが違う
セルフケアで届かない深層の癒着には、プロの手が必要です。 当サロンの「肩甲骨はがし」は、ただ肩甲骨の裏に指を入れるだけではありません。
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肋骨の動きを引き出す: 呼吸に合わせて肋間筋をリリースします。
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前鋸筋(ぜんきょきん)の活性化: 肩甲骨を正しい位置に安定させるスイッチを入れます。
「呼吸が深くなった!」「視界が明るくなった!」 施術後、多くの方がそう驚かれます。
猫背は「性格」ではなく、変えられる「機能」です。 袖ケ浦で、本気で姿勢を変えたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
【主な参考文献】 1) Han J, et al. Effects of forward head posture on forced vital capacity and respiratory muscle strength. J Phys Ther Sci. 2016. 2) Koseki T, et al. Effect of forward head posture on thoracic shape and respiratory function. J Phys Ther Sci. 2019.






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