【PT指導】二の腕のたるみは「振袖」じゃない。「巻き肩」による筋機能の低下です。ダンベルを持つ前にやるべきこと

鍛えているのに、二の腕が引き締まらない理由

こんにちは、理学療法士トレーナーの古茶です。 「二の腕の裏側(振袖肉)をなんとかしたい」と、自宅でペットボトル体操や腕立て伏せを頑張っている方も多いと思います。

しかし、もしあなたが**「巻き肩(肩が前に出ている姿勢)」であるなら、その筋トレは効率が悪いばかりか、関節を痛める原因になりかねません。 二の腕の筋肉(上腕三頭筋)が正しく働くためには、「肩甲骨の位置」**が何より重要だからです。

1. 筋肉には「力が入りやすい長さ」がある

上腕三頭筋の長頭(長い筋肉の束)は、肩甲骨から肘に向かって付いています。 解剖学には**「長さ-張力曲線(Length-Tension Relationship)」**という原則があり、筋肉は伸びすぎても縮みすぎても、最大の力を発揮できません1)

  • 参考文献1: Lieber RL, et al. (2011). Skeletal muscle mechanics: implications for rehabilitation.

  • 参考文献2: Sahrmann S. (2002). 『運動機能障害症候群のマネジメント』において、アライメント不良(巻き肩など)が筋の収縮効率を低下させることが詳述されています。

巻き肩になると、肩甲骨が外に開き、上腕三頭筋は常にダラーンと引き伸ばされた(伸張された)状態になります。 この「伸びきったゴム」のような状態で負荷をかけても、筋肉は収縮しづらく、トレーニング効果が出にくいのです。

2. 鍛える前に「位置」を整える

理学療法士の視点では、効率的な二の腕痩せの手順は以下の通りです。

  1. アライメント修正: まずは巻き肩の原因である「小胸筋」等をリリースし、肩甲骨を正しい位置に戻します。

  2. 筋収縮の学習: 正しい位置で上腕三頭筋に力が入る感覚を掴みます。

  3. 負荷トレーニング: ここで初めてダンベルなどの重りを扱います。

3. パルク式ボディメイクの特徴

当サロンのパーソナルトレーニングでは、単に回数をこなすのではなく、**「筋肉が最も効率よく働くポジション」**をミリ単位で指導します。

「今まで腕の運動で首が痛くなっていたけど、これなら二の腕に効く!」 位置を直すだけで、同じトレーニングでも体感は劇的に変わります。

解剖学に基づいた「賢いボディメイク」、始めてみませんか?

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