腰痛に悩むあなたへ：知っておきたい大腰筋のこと

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こんにちは整体サロンパルクの古茶です。

腰痛は本当にツライですよね。
毎日を元気に過ごすためにも、腰痛とは上手につき合っていきたいものです。

今回の記事では、特に「腰部脊柱管狭窄症」という症状に注目し、最新の研究結果を踏まえながら、腰痛改善に期待できる運動療法についてわかりやすく解説していきます。

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腰部脊柱管狭窄症ってどんな症状？

背骨の中には神経の通り道である「脊柱管」という管がありますが、加齢などに伴い、この脊柱管が狭くなってしまうことがあります。これが「腰部脊柱管狭窄症」と呼ばれる症状です。

腰部脊柱管狭窄症になると、腰や足に痛みやしびれが出たり、歩行が困難になることがあります。重症になると、排尿・排便障害が現れることもあります。

腰痛改善のカギは「大腰筋」にあり？

「大腰筋」という筋肉を知っていますか？大腰筋は、腰の奥にある深層部の筋肉で、腰椎から太ももの骨につながっています。股関節を曲げたり、腰を安定させるために大切な役割を担っています。

近年の研究で、この大腰筋の衰えが、腰部脊柱管狭窄症の患者さんの腰痛の悪化や、日常生活動作の制限に関係していることがわかってきました。

大腰筋の状態を測るには？

大腰筋の状態（量や質）を評価する方法はいくつかあります。今回の研究では、CT検査を用いて大腰筋の大きさを測る指標として「PMI」が、大腰筋の質を測る指標として「HU値」が使われています。

研究結果：大腰筋が弱いと腰痛が悪化する？

実際に、多椎間レベルの腰部脊柱管狭窄症（SMLSS）の患者さんを対象とした研究では、大腰筋のPMIやHU値が低い人ほど、日常生活で困難を感じる割合が高く、腰痛も重くなるという結果が出ています。

つまり、大腰筋が弱くなったり、量が減ってしまうと、腰を支える力が弱くなり、腰痛が悪化したり、動ける範囲が狭くなってしまうと考えられます。

大腰筋を鍛える運動療法で腰痛改善を目指そう！

腰部脊柱管狭窄症の治療には、手術という選択肢もありますが、手術にはリスクや費用も伴います。そこで注目されているのが、運動療法による大腰筋の強化です。

大腰筋を鍛えることで、腰の安定性を高め、腰痛の症状を和らげることが期待できます。 An anatomical illustration of the psoas major muscle (大腰筋) in the human body, focusing on its position and attachment points. The image should include surrounding structures such as the spine, pelvis, and femur. Use labels to clearly identify the psoas major muscle and its key features. The background should be plain and neutral to emphasize the anatomical details.

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腰痛持ちにおすすめの運動：大腰筋の強化

ここでは、腰痛持ちの方におすすめの大腰筋を強化する運動をいくつか紹介します。これらの運動は、腰椎の安定性を高め、腰痛の軽減に役立つ可能性があります。

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レッグレイズ: 仰向けに寝て、両脚を揃えてゆっくりと持ち上げ、数秒間保持します。

An illustration of a woman performing a leg raise exercise to strengthen the psoas major muscle (大腰筋). The image should show the woman lying on her back on an exercise mat, lifting one leg straight up while keeping the other leg flat on the ground. The woman should be dressed in workout attire, and the background should be a simple home or gym setting. The exercise should be clearly labeled and depicted step-by-step.

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プランク: うつ伏せになり、肘とつま先を床につけて体を持ち上げ、数秒間キープします。

An illustration of a woman performing a plank exercise to strengthen the core muscles. The image should show the woman in a straight plank position, with her forearms and toes on the ground, maintaining a straight line from head to heels. She should be dressed in workout attire, and the background should be a simple home or gym setting. The exercise should be clearly labeled.

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ブリッジ: 仰向けに寝て、膝を立てて足を床につけ、お尻を持ち上げて数秒間キープします。

これらの運動を行う際には、無理のない範囲で、痛みを感じない程度に行うようにしてください。

An illustration of a woman performing a bridge exercise to strengthen the glutes and lower back muscles. The image should show the woman lying on her back with her knees bent and feet flat on the ground, lifting her hips towards the ceiling while keeping her shoulders on the ground. She should be dressed in workout attire, and the background should be a simple home or gym setting. The exercise should be clearly labeled.

具体的な運動方法については、医師や理学療法士に相談してみましょう。専門家の指導のもと、安全かつ効果的に大腰筋を鍛え、腰痛改善を目指しましょう。

※運動の効果や安全性は個人差があります。運動を行う前に必ず専門家の指導を受けてください。

参考文献

引用文献

Hou X, Hu H, Kong C, et al. Correlation of psoas major muscle morphology with function and clinical symptoms in patients with symptomatic multilevel lumbar spinal stenosis. J Orthop Surg Res. 2023;18(1):111. doi:10.1186/s13018-023-03596-w.

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