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老化の三大要因といわれる『糖化』『酸化』『炎症』これらが体の中で発生することにより、身体が老化していくと言われています。
そのため、アンチエイジングをうたったものには、抗酸化作用や抗炎症作用、活性酸素の除去などといったものが効果として出されています。
果たしてこの、三大要因を改善させることによって本当に老化が防げるんでしょうか。
老化が防げて元気な体を維持できるなら、生活に取り入れていきたいですよね。
老化の三大要因といわれる三つの状態。防いでいくことによってどのように体が変わるのか。
知らないけれど、アンチエイジングを取り入れている人にとって、『やっぱり良かったんだ』と思えるよう、書いていきますのでご覧ください。
今回は、糖化について。
- 糖化って?
- 取り入れた糖分はどのようにして使われる?
- 過剰摂取はやはり肥満のもと
- 過剰なエネルギー摂取はどうなるか。
- 糖の補酵素が不足すると?
- 最終糖化産物(AGEs)がカギ
- 糖質を控えて、アンチエイジングしよう
- 糖化を防ぐことによるメリット
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糖化って?
このブログでもいくつか糖化というキーワードが出てきています。
簡単に言うと体が糖分によって変化した状態です。
いわゆる糖尿病を持っている人ではなく、すべての人に関わってきます。
それは、老化だけでなく、身体の硬さや、痛み、臓器の働きにも関わってくるんです。
この『糖化』どういったことによっておこるんでしょうか。
取り入れた糖分はどのようにして使われる?
食事や飲み物によって、糖質を摂取すると体のなかの消化酵素によって、分解されます。
体の中で使われやすいグルコースという物質にして、身体のエネルギーとして使用します。
このグルコースを使用するのに、身体に取り込まなくてはいけません。
その時に体から分泌されるのがインスリンなんです。
このインスリン以下のような効果があります。
- グルコース(糖分)の取り込みをして臓器にエネルギーとして使えるようにする
- グルコースを体の中に蓄積させる
- 脂肪分解を抑制し、脂肪の合成を促進していく
取り込んだエネルギーを効率的に取り込めるようにして、身体の中にエネルギーを蓄積しようとするんですね。
過剰摂取はやはり肥満のもと
インスリンの働きからみる通り、過剰なエネルギーの摂取は、体の中に蓄えてあるエネルギーを使用しないことになるので、どんどん蓄えることになります。
過体重は姿勢のゆがみや体の痛みにもつながります。
また、健康的な肥満でも最近は、様々な疾患につながることが示唆されています。
「代謝的に健康な肥満(MHO)」(肥満であるが、代謝異常(例えば糖尿病、高血圧、高コレステロール血症)のない)の者は、代謝的に異常のない正常体重の者と比し、心血管疾患イベントのリスクが増加するようだ、というバーミンガム大学等からの報告。
出典元:「代謝的に健康な肥満」は心血管の健康に有害かも?!:世界の最新健康・栄養ニュース
老化の前に、過剰なエネルギーの摂取を控えるのは、健康的に生活することにおいて、とても重要であると言えます。
過剰なエネルギー摂取はどうなるか。
過剰に取りすぎてしまうものの一つに、お菓子やケーキなどがありますよね。
また、糖分は控えているのに、肥満になってしまうような人は、せんべいやごはんが原因だったりします。
代謝の過程でグルコースに分解されて利用されるので、甘いものでなくても肥満につながるんですね。
この過剰なエネルギーの摂取は、先ほど書いたとおり脂肪の蓄積などにつながるだけでなく、糖の代謝に使われる栄養素にも関連しています。
糖を使用するにあたっては、代謝の過程を手伝ってくれる補酵素というのがあります。
この補酵素は、過剰なエネルギーの代謝に使われてしまうと、身体に悪影響を及ぼします。
補酵素として重要なのは、主にビタミンとカルシウムです。
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糖の補酵素が不足すると?
過剰なエネルギーの摂取により、補酵素がどんどん使われてしまうと、体の中で様々な悪影響が出現してきます。
ビタミンBとカルシウムの役割から見ていきましょう。
ビタミンBの役割
ビタミンB1は、糖質からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。また糖質を栄養源として使っている脳神経系の正常な働きにも関係しています。
出典元:ビタミンB1 | ビタミン | 栄養成分百科 | グリコ
カルシウムの役割
体内のカルシウムは、99%は骨と歯に、残りの1%が血液などの体液や筋肉などの組織にあります。この1%のカルシウムが出血を止めたり、神経の働きや筋肉運動など、生命の維持や活動に重要な役割をしています。このためにカルシウムはいつも骨に蓄えられているともいえます。
出典元:カルシウム | ミネラル(無機質) | 栄養成分百科 | グリコ
以上のような働きがあります。
身体の機能を維持するうえで、とても重要な働きがあることが分かります。
そのため、過剰なエネルギーの摂取により、身体の中に補酵素が不足すると、肥満なのに骨がぼろぼろな人。
栄養を取っているけどいつも渇望感がある人。
こんな風になってしまうことも予想されますね。
最終糖化産物(AGEs)がカギ
糖化を考えることにおいて、重要なのが最終糖化産物(AGEs)です。
AGE sは、身体のなかで、タンパク質と余分な糖分が結びつくことで、AGEsという物質になります。
このAGEsは、身体の中の組織の変化を引き起こします。
マウスの骨芽細胞にはAGEs受容体が存在し、特に成熟した骨芽細胞ではRAGEの高発現が見られています。またAGEs化したⅠ型コラーゲンは骨芽細胞へのミネラル沈着を阻害し、生存細胞数を減少させ、骨形成過程に悪影響を及ぼすことが確認されています。さらに破骨細胞では、AGEsが骨吸収を促進することが知られています。
出典元:糖化と骨疾患 – 機能性食品素材 – アークレイ – アークレイ
骨をもろくさせ、その代謝にも影響を与えるので、とても恐ろしいですよね。
カルシウムのない状態を作り、過体重な人が骨折しやすくなる要因ともなるわけですね。
また、組織においてもこのように言われています。
また骨基質成分中の90%以上を占めるコラーゲンのAGE化は骨の剛性を増加させ、外部から骨へ伝わる応力の吸収を低下させるため、骨障害の原因になっています。このようにAGEsの骨組織への蓄積は骨代謝のバランスを崩し、物理的な強度を低下させて骨を脆弱化するとされています。
出典元:糖化と骨疾患 – 機能性食品素材 – アークレイ – アークレイ
骨、とくに軟骨は適度な弾性があって初めて働き、その作用によって衝撃吸収を行います。
軟骨が硬くなることは、骨の変形や痛みを引き起こす原因にもなります。
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糖質を控えて、アンチエイジングしよう
最近は、低糖質のものが増えてきました。
ただ、機序もわからず糖分を控えるのであればやる気が続かないもの。
糖質を控えることによっての効果を知ることで、意欲を引き出すことができると思います。
また、適度な糖質は体に良いものと私は考えています。
重要なのは食べる順番と量です。
糖化を防ぐことによるメリット
まとめとして、糖質を控えることによるメリットを挙げていきます。
- 過体重にならない
- 関節変形が起こりにくい(関節液にも関連)
- 血管の若さを保てる
- 皮膚がたるみにくい(コラーゲンの変性)
- 体が柔らかくなる
- 骨が細くなりにくい
- イライラしない
- 食費が減る
- 体が軽くなる
etc,,,,,
みなさんも制限していて感じた効果などがあれば教えてください。
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