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内科疾患、脳卒中、呼吸器、運動器疾患等様々な病気がありますが、基本は運動療法を推奨されます。
ほとんどの疾患において、不活動は疾患を増悪させることにつながるからです。
健康において、大事なのは活動量の維持とも言えるでしょう。
もともと運動していない人にとっては、病気になってから運動をするのはとても辛いことです。
そのため運動が習慣化せず、病気の悪化にもつながっていきます。
運動していない人にとって、日常を変化させるのはとても大変なことですよね。
そういった方にも、普段から取り入れてもらいたい考え方があります。
普段より運動以外に意識すること。
それが『NEAT』です。
どういった効果があるんでしょうか。その意味と根拠について説明していきます。
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NEATの意味
NEATとは、働かないでいる人とは違います。
NEATとはNon-Exercise-Activity Thermogenesisの略称で日本語では非運動性(活動)熱産生とも呼ばれています。
出典元:非運動性熱産生(NEAT)とは | 健康長寿ネット
所謂、運動を意図的にしていない時間のことです。
トイレに行くときの移動、買い物をしているとき、立って家事をしている時間、友達と立ち話をしているときもそうです。
時間をつくって運動をするのも良いですが、そういった時間をなかなか取れないのも現状。
そういう人にオススメなのが、この『NEAT』の概念です。
寝て過ごすだけで一週間で10歳老ける?
このNEATの概念を説明する前に、安静にしていることで起こる体の変化についてお伝えします。
体の機能を保つためには、エネルギーが必要です。
そのエネルギーを全身に届けているのが、血液。
その血液を全身に送っているのが心臓です。この心臓がきちんと機能して血流を確保することで、体を動かすことができるんんです。
心臓がどれくらい、体に血流を送れているかは以下の式で算出できます。
一回拍出量×心拍数=心拍出量
この心拍出量は、安静臥床(所謂寝たきり状態)を続けることによって低下することが知られています。
この安静臥床による心拍出量低下。加齢による低下と比較すると3週間で30歳ほど老化する計算になります。
休んでいるつもりが、老化するなんて驚きですよね。
運動は万能薬とも言われる所以でもあります。
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老化は運動で取り戻せる?
心拍出量が安静臥床によって低下するということは、運動していれば機能は維持できるか。
こういった疑問が浮かんでくると思います。
その答えは、なんとも言えない、、、でも運動は良い!です 笑
なんとも言えない答えで申し訳ありません。
しかし、これにはきちんとした理由があります。
一側面からみると、かなり正しい内容です。
運動による効果は、様々な効果があります。
その一つに、血管機能の改善があり、心臓機能についても関連があるので、説明していきます。
その他運動については、多く書いてますので、ぜひこちらも合わせて読んでください。
老化の指標『血管の硬化』
動脈硬化っていう言葉、一度は聞いたことあると思います。
これは、その名の通り、加齢に伴い血管の弾性力がなくなっていくことを表しています。
その原因は、血管の内壁の機能低下が背景にあります。
認知症の治療に新しい選択肢。血管機能の改善と脳機能の関連。
キーワードは内皮依存性血管弛緩反応です。
この機能は、運動、ストレッチ等で改善されると言われており、継続的に取り組むことで、機能改善を図ることができます。
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日常生活の運動を意識しよう
NEATの概念。
非運動性熱産生。
日常生活内での運動のことですね。
買い物、外出、家事、掃除、立ち話など、、、活動していればなんでも良いのです。
長時間の臥床や安静は、老化につながります。
人の最大の機能不全の原因は老化なんです。
これは、生活していれば、老化を防ぐ事は現状はできません。
しかし、老化を遅らせる事はできます。しかも、日常生活内での、活動を増やすだけでもそれができるというのであれば、取り入れる他ありませんよね。
普段、寝ながらテレビを観る人は、CMの間だけでも立つ時間を作る。買い物の時に少し意識して歩く。これだけで、良いんです。
生活の中で運動するチャンスは結構あると思います。
意識するだけでもかなり違ってくるはずです。ぜひ取り入れてみてください。最後までありがとうございました。
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