今更ながら『水族館ガール』晴れやかな舞台の裏側とその中で進んで行く青春ストーリー


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ドラマ化した『水族館ガール』

書店に行くとテレビ化した小説の特集がやっていたので、買ってみました。

以前から気になっていたものの、ほかに読みたい本がありチャレンジしていませんでした。

今回は、『水族館ガール』の感想について。

それではよろしくお願いします。

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水族館ガール

www.j-n.co.jp

水族館ガールは2014年の作品です。

物語は市役所の職員が、出向を命じられたところから始まります。

何もわからない市役所職員が、水族館で何ができるのか?

いざ行ってみると、『お前に任せる仕事はない』と。

出向で行けと言われたものの、いきなり心折れてしまう主人公。

しかし、意外な才能が発見されることに。コミュニケーションが苦手ながらも徐々に変化して行く先輩の姿。

水族館の裏側も知れる、青春ストーリーです。

読んだ感想 ※ネタバレあるかも

水族館といえば、楽しいイメージ。

イルカやアシカのショー。派手にジャンプしたり、ボールでのパフォーマンスなど、とても目を惹くものがあります。

しかし、その裏側には厳しい環境と自然に見せるための、多くの人の努力があることがわかりました。

人に見せるために、自然といいつつも、自然とは全く違う飼育方法をする。

本書の中にも『矛盾』という言葉がいくつもでてきています。

やはり自然に生活しているものを、人口に飼育し、自然のままの生態を見せるのは大変な努力があるものです。

そういった矛盾にふれながらも、徐々に自分なりに仕事を覚え、進めて行く主人公の直向きさには感心させられるものがありました。

やはり愚直になにかを進められることは、一つのきちんとした才能であると感じられます。

主人公のそういった姿勢を通して周りの環境もどんどん、変わっていきます。

あくまで小説の中のストーリーですが、行動し続けることでの、影響力はやはりすごいものです。

改めてのその重要性を感じました。

肝心な、主人公とその相手との恋愛に関しては、、、

私としてはベタな感じに思えました。

ドジな後輩と粗野だけどきちんと見てくれる先輩。

ベタな感じがよいこともありますよね。想像できても楽しいものです。

ぜひ、気になったら読んでみてください。

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