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医療費は、高齢化社会になるにつれて増大傾向であり、今後もどんどん増えてくることが想定されています。
世界一位の高齢化社会となる日本の課題でもあります。
医療費の削減、健康寿命の増進、働ける高齢者の就労支援など。
特に重要なのが日本の医療の方針の転換が重要だと思います。
薬の治療や最新技術の開発も重要ですが、それ以上に病気にならない努力を国民全員が意識することが重要です。
今回は、抗菌薬についてのニュースが合ったので紹介していきます。
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医療の現状
日本は世界からみても医療は最先端であるといえるでしょう。
また、その保険の体制も国民全員が平等に受けれるよう整備されています。
平等に医療を受けれる場所としては、とても優れていると思います。
しかし、問題なのは病気の予防意識です。
病気になってからの対応は優れていますが、病気になるまでのプロセスにフォーカスを当てていないのです。
つまり、病気になったら対応するけどそれまではなんとかしてねー
というのが、日本の医療の現状です。
薬を処方されるだけの医療
病気になってからは対応してくれるが、それまでの過程については、大きく問題視されません。
症状だけを見て、治療を行なっていくのです。
もちろん、最近はいろいろな病院がでてきおり、総合的に見てくれる病院もあります。
しかし、大多数は症状に対してのみの治療であることは間違い無いと思います。
そのため、治療をしても繰り返してしまう。
その結果、医療に依存してしまう形になってしまうんですね。
対応が分からなければ治しようがない
患者さん自身も、症状に対しての治療を望んでいるため、病院にいって何もわからなければ不安になってしまいます。
しかし、痛みや不調があっても画像や検査では異常ないことが多く、そう言った場合には現状の医療体制だと対応できません。
その結果、様々な病院を回ることになるんですね。
症状の原因を知るために。
痛みに関してはストレスでもなり得ますし、不調は自律神経の崩れからも起きます。
これは、主に生活習慣の問題であるため、原因がわかりづらいのです。
とりあえず薬を処方する現状
こういったニュースがありましたので、紹介していきます。
抗生物質などの抗菌薬はウイルス性の風邪には効かないにもかかわらず、約6割の診療所は患者から強く求められると処方していることが、わかった。
出典元:効かないのに…診療所の6割、風邪に抗菌薬 学会調査:朝日新聞デジタル
実に6割の診療所において、聞かないはずの処方がされている現状。
医療費の削減はこういう問題を、提起していかないことには改善されないと思います。
何より、風邪を引いたら薬というのが、当たり前になりすぎています。
感染し熱が出るのは体の正常な反応です。現在は昔と異なり、重大な感染症も少なくなりました。
全ての風邪症状に薬が必要なことは少ないはずです。
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