人生において重要になってくるのはなんでしょうか。
人に何かを売り込む能力。
効率的な仕事を行える管理能力。
指導力や行動を起こさせるような影響力。
こういった能力は仕事を行なうことにおいて、重要な能力であるように思えます。
実際に人生を成功させるには、必要な能力であると言えるでしょう。
出来ることなら、今すぐにでもこういったスキルをつけていきたいものです。
しかし、このスキルをつけるのには長年の努力や才能が必要。
今すぐにでも、スキルがつくのなら苦労しませんよね。
成功者には、ほとんどの人が才能があったり、かなりの努力をしているのが知られています。
この人生に必要なスキルを、すぐにでも手に入れられるとしたらどうでしょうか。
人生がうまくいくにはどうしたら良いのか。
それに必要なのは、勘違いさせる能力だと言うのです。
今回は、この本を読んだ感想とだれにでも使えそうな行動・思考の捉え方を紹介していきます。
100年時代の人生は錯覚力が必要になってくる
人生100年時代と言われている現代。
『働き方改革』なども盛んに行われているように思います。
公務員の人でも副業解禁されている時代です。
実際に副業をしたいという人も多く、隠れて行なっている人も多数いることでしょう。
これからの時代においては、複数のキャリアを持ちながら働く時代が必ずくるとも言われています。
そのために必要なのはなんでしょうか。
あなたの周りの上司や影響力のある人を思い浮かべて下さい。
『なんとなく偉いんだろうな、仕事が出来るんだろうな』
こう思っていませんか?
これはなぜそう思うんでしょうか。
恐らくあまり関わりのない人でさえ、『あの役職についているなら能力が高い人だ』
こう思うことでしょう。
これはなぜそうさせるのでしょうか。
その正体は、その人が錯覚能力が高いからなのです。
役職や周囲の人の意見によって、その役職についている人に仕事ができるという装飾がついてしまうんです。
この自動的に人に思わせてしまう能力こそが錯覚能力です。
能力は人が決める。
自分の能力というのは、1人の時には何も役立ちません。
誰かに見せるor発見されることによって初めて、その能力が評価されるんです。
そのため、能力というのは自分が決めるのではなく、他人が決めるものなのです。
『他人が決めるなら努力しなきゃいけないじゃん』
こう思うかもしれませんが大丈夫です!
他人がきめるからこそ、自分の能力は操作できるんです。
相手にそう思わせればよい訳ですから、自分の得意な分野、場所でその能力を発揮すれば良いわけですね。
得意な分野で活躍する
能力が低いと評価されている人。
周りから仕事が遅いと言われている人。
こういった人は、周りからの評価が低いため自分自身を低く見積もりがちです。
本当は光る能力があるのに、自分と相性の悪い場所で仕事や活動をしているため、評価が低くなってしまっているだけです。
本書でも書かれていますが、『帰宅部でバカにされている人が、部活に入った瞬間にちやほやされる』
こういった現象は、学生時代でなくても多く起きています。
本当は能力があるのに、帰宅部であることで発揮する場面がない。
その発揮できる環境を与えられた瞬間に能力が評価される。
これは当然の流れであると思います。
評価が低いなと思ったら積極的にほかのことに、行動を移す必要がある理由です。
この点に関しては、堀江さんのこの本によく書かれていますね。
錯覚力を磨くために今からできること
錯覚力は、人にそうだ!と思わせる能力です。
この人仕事ができるんだな、この人には敵わないな、この人に仕事を依頼してみよう。
こういうことを思わせる能力を高めていく必要がありますね。
そのためには、スキルをつけてから!
こう思いがちですが、今の状態でもいいんです。
何かに取り組んでいる状態でも、その状態を知りたいとか、必要だと思っている人がいます。
何より、既に達成してしまったことより、その途中のほうが 人は注目するものです。
そのため、自分の取り組んでいること、やりたいことを前面に出していく必要があります。
そのために取り組むべきなのは、現在はSNSでしょう。
自分が何に取り組んでいるか、それを積極的に発信していくことで、自分の得意な分野で能力が評価され、多かれ少なかれ反応が生まれます。
失敗したのであれば、それをコンテンツ化すれば良いのです。
それでは最後までありがとうございました。
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