頭が良い悪いは、遺伝で決まっている。
頭が悪くなるのは、しょうがない。
こう思っていませんか。
実は、環境によって脳は大きく変化していくのです。
そして、今回は肥満になると頭が悪くなる、、、
といった内容を説明していきます。
実は、肥満になることで、我慢ができなくなる、脳の容量が減る。
脳の機能を制限してしまうといったように、かなりの悪影響が起こることが確認されています。
肥満になることは、脳にはとても大きなダメージを与えているのかもしれません。
この記事を読むことで、肥満による脳への影響を理解し、頭を守るための知識がより深まることでしょう。
それでは、順に説明していきます。
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肥満の割合
現在、肥満は先進国をはじめ、多くの国で増加傾向となっています。
先進国では食料があまるほど、食料であふれかえっているのです。
昔にはなかった問題である「食べすぎ」の人が、かなり多くなってきています。
本来は不必要な量の、エネルギーを取ってしまっている人がほとんどです。
この環境により、現在は世界で3人に1人は肥満という状態になっています。
このことから、世界中で肥満への対策は、喫緊の課題であるといえるのです。

肥満は、さまざまな病気の引き金になります。
糖尿病や脳卒中、心臓病の原因にもなるのです。
だからこそ、早めに対処が必要なのです
そして、この肥満。最近では脳への悪影響についても、多く報告されています。
脳の機能
脳は、多くの神経が集まりできたものです。
脳から命令をして、身体を動かしたり、全身から信号を受けたり、さまざま機能を担っています。
人間が高度な運動や作業を行えるようになったのも、この脳の影響があります。
脳卒中や認知症などにより、脳への障害が確認されると、たちまちエラーが起き始めます。
脳はとてもデリケートなのです。
そして、環境により脳は大きく変化することもわかっています。
様々な環境に適応できるよう、脳は常に変化しているのです。
良い環境にいれば良い変化を。
悪い環境にいれば悪い変化を。
残念なことに、肥満は脳に悪い変化を引き起こすことがわかってきているのです。
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肥満によっておこる脳への影響
肥満によって脳の変化はどのように変化していくのでしょうか。
研究をされているうち、わかっていることを紹介していきます。
肥満によって脳はこのように変化していきます。
- 前頭前野の血流の減少
- 灰白質量の減少
- 脳の老化の加速、認知症発症リスクの増大
これらのことが言われています。
簡単に説明するとこのようになります。
- 注意力の低下や処理能力の低下
- 脳の容量の減少
- 老化の加速が起こる
肥満によって、これらの影響が脳にはあるのです。
前頭葉の機能障害
肥満によっておこる、前頭前野の血流障害。
これにより、人間らしさをつかさどっている機能が低下していきます。
衝動の抑制や計算的な行動、感情のコントロールなど。
肥満によりこれらが低下することが示唆されているのです。
肥満傾向にある人は、食事制限においても我慢できない可能性が高く、失敗のリスクが高くなります。
意思の強さにも影響するので、継続や集中をする能力も低下してしまう可能性があるのです。
安静時の活動の制限
安静時の活動の制限とは、数年ほど前よりメディアなどでも紹介されるようになった、デフォルトモードネットワークのことです。
これは、ぼーっとしているときに起こる脳の活動のことです。
普通の状態よりも、デフォルトモードネットワークの状態は、脳の活動が活発になっていることが発見されています。
これにより、情報の整理や記憶を進めたり、ひらめきが起こる理由ともいわれています。
この活動が、肥満の人では減少することがわかっています。
つまり、脳の整理やクリエイティブな活動に制限が起こるかもしれないのです。
自分の可能性を著しく下げてしまうかもしれません。
肥満を防ぐ第一歩
当ブログでは、運動についての発信もしています。
しかし、運動は継続が難しく、ほとんどの人が挫折してしまいます。
そのため、簡単に行える食事制限が良いといえるでしょう。
まずは、糖質量を減らすことをお勧めします。
>>>糖質制限が痩せられる理由。痩せたい人が、まず最初に取り組むこと。
現代は、手軽に食事がとれる環境にあり、普通に過ごしているだけではタンパク質が不足し、炭水化物などが過剰摂取になってしまいます。
まずは、取りすぎている脂肪を減らすことから始めると良いでしょう。
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