はじめに:「治せれば患者さんは来る」という大きな勘違い
「ゴッドハンドになれば、看板を出さなくても口コミで広がる」 理学療法士として臨床に没頭していた頃、私は本気でそう信じていました。
しかし、週末サロンを開業して最初に直面した現実は、**「そもそも誰も私の存在を知らない」**という静まり返った予約画面でした。
今回は、これから独立や副業を考えているPTの方へ、私が最初の1年で痛感した**「技術職が陥るマーケティングの罠」**について、失敗談を交えて共有します。
1. 臨床能力(Technical skills)と経営能力(Management skills)は別物
マイケル・E・ガーバーの名著『はじめの一歩を踏み出そう』には、**「職人としての能力が高い人が、ビジネスでも成功するとは限らない」**という残酷な真実が書かれています。
私たち理学療法士は、以下のような思考に陥りがちです。
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PTの思考: 良いリハビリを提供すれば、患者満足度が上がり、リピートする。
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経営の現実: そもそも「認知」されなければ、良いリハビリを提供する機会すら訪れない。
私は開業当初、内装やベッド、手技の練習にはお金をかけましたが、**「どうやって袖ケ浦の人に知ってもらうか(認知)」**にお金をかけませんでした。これが最大のミスです。
2. 「AIDMA(アイドマ)の法則」で考える集客の壁
マーケティングの基礎理論である「AIDMAの法則」をご存知でしょうか? 消費者がサービスを購入するまでのプロセスです。
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Attention(注意): 店の存在を知る
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Interest(関心): 自分の悩みが解決しそうだと興味を持つ
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Desire(欲求): 行ってみたいと思う
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Memory(記憶): 店を覚える
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Action(行動): 予約する
病院勤務時代は、医師が診断し、オーダーが出た時点で「5. Action」の状態の患者さんが目の前に現れます。つまり、1〜4のプロセスを病院側(医師や看板)がやってくれていたのです。
独立した瞬間、この1〜4を全て自分でやらなければなりません。 私がブログを書いている理由もここにあります。MEO対策やブログは、この**「1. Attention」と「2. Interest」**を埋めるための地道な種まきなのです。
3. これから独立を目指すPTが「今」やるべきこと
もしあなたが「いつか独立したい」と思っているなら、今すぐやるべきは「手技のセミナーに行くこと」だけではありません。
**「自分の言葉で情報を発信し、見ず知らずの人に届ける練習」**です。
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ブログを開設する
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SNSで発信する
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これらは、病院に守られている今のうちからリスクゼロで始められます。 技術は裏切りませんが、技術を届けるためのマーケティングもまた、あなたを裏切りません。
私のサロン(副業)での売上推移や、具体的に行ったMEO対策については、今後の記事でも詳しく公開していきます。






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