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体重が重くなってきて、膝が痛い気がする。
若い頃より、体重が増えたから負担が大きいような感じがする。
体重が変化するとこのように感じることは、ありますよね。
実際に、肥満傾向にある人は関節の痛みが強い傾向にあります。
そこで今回は、肥満によっておこる膝への影響と対策方法についてお伝えしていきます。
実は、運動をしなくても食事への介入をすることで、膝の痛みはかなり減りやすいことがわかってきています。
この記事を読むことで、膝の痛みについて理解し、膝の痛みの管理をしやすくなっていくでしょう。
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膝の痛みはなぜ起こる?
膝の痛みはいろいろな要因があります。
その一つに、肥満があり今後も増加していくことが予想されます。
肥満と関節の変形には密接な関係があるとされています。
膝を含む、関節の変形が肥満によって引き起こされます。
しかし、関節の変形と痛みには、強い相関はありません。
関節の変形=痛みではないということです。
それでは、なぜ痛みが起こりやすいのでしょうか。
それは、食生活と運動不足が原因で起こっている可能性が高いです。
肥満の人は、食生活の乱れと運動不足の状態になっていることが多いです。
活動的な人でも食べ過ぎていたり、あまり食べない人でも不活発だったりします。
食事と運動をととのえることで、痛みはかなりの割合で軽減してくるのです。
体重と関節への負担
体重が引き起こす、関節への負担。
これは、単純に考えるとわかりやすいです。
人は一日に平均して、6000歩~7000歩くらい歩いています。
体重が1キロ違えば、一日の負荷が6000kg~7000kgも違うということです。
実際は、歩く際には体重の1.3倍~5倍くらいの負荷がかかります。
つまり、10,000kg程度の違いが、1kgの体重差で起こるわけです。
適正体重を意識することは、関節を守ることにおいてとても重要だといえます。
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体重と筋肉の関係性
体重と関節への負担が理解できたら、もう一つ重要なことがあります。
それは、体重との関係性です。
基本的には、体重が多い人のほうが筋肉量が高い傾向にあります。
関節の安定性には、筋肉が必要です。
筋肉が多いほうが、関節が安定していきます。
しかし、強すぎる筋肉は関節への負担にもなります。
肥満の状態だと、関節を守るのに多くの筋肉が必要になります。
そのため、筋肉が過剰に発達してしまう可能性もあるのです。
筋肉が過剰に働き、関節の負担をさらに高めてことになります。
その結果、関節の痛みを引き起こしてしまいます。
運動と食事の相乗効果
現在、運動と食事については、このように言われています。
関節の痛みと減量についての研究を紹介します。
運動と組み合わされた食事による体重減少は、いずれかの介入単独と比較して、歩行力学に最も大きな全体的な利益があると仮定しました。3つの介入のうち、以前の結果は、集中的な食事による体重減少と運動が最良の臨床結果を生み出したことを明確に示していました
引用元:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0021929019307274?via%3Dihub
食事のみ、運動のみ、食事+運動の3群で比較した場合に、歩行時の負荷の経験ににおいて、運動と食事を同時に行ったほうが良いという結果がでました。
絶対同時に始めなければいけないわけではない。
ダイエットにおいて、運動と食事はどちらも重要です。
しかし、初心者がどちらも同時に始めるのは、難しいものです。
おすすめは、食事からコントロールしていく方法です。
運動のみと比較して、減量をスムーズに進められる可能性が高いです。
【18か月の経過報告の紹介】
Dグループは平均9.5%(8.9 kg)、D + Eグループは11.4%(10.6 kg)、Eグループは2.2%(1.8 kg)の体重が減少しました。
D=食事制限 E=運動
引用元:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0021929019307274?via%3Dihub
このように、運動のみと比較すると食事療法のほうが、痩せやすいことが統計からもみられます。
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簡単に取り入れられる食事療法
おすすめは、何度も紹介していますが、糖質の制限です。
自分の取っている糖質量を確認し、調節していく方法です。
そして、多くの人が、タンパク質不足です。
糖質を控えてタンパク質を増やしていきます。
それにより、身体の基礎となるエネルギーをとり、糖質の過剰摂取による肥満を防いでいきます。
継続するなら、プロテインがお勧めです。
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まとめ
体重と関節の痛みは、さまざまな関係があることがわかってきています。
そして、治療をするにしても、関節への注射などは肥満の人ほど効きづらいです。
今後は、医療費の高騰に伴い、自己負担が増える可能性が高くなります。
肥満は、自分でなんとかできます。
そのためには、知識をつけて行動していくことが必要です。
身体を変えることができれば、自身にもつながるでしょう。
この記事が、身体を変えるきっかけになれば幸いです。
最後までありがごうございました。
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