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パソコンでの仕事が多くなっているから、最近運動していない。
食べる量は変わらないのに、なぜか太ってしまった。
こういう人は、もしかしたら座る時間が増えてしまている影響かもしれません。
リモートワークや在宅でも仕事ができるようになった反面、座って作業する時間が増えてきた人は多くいると思います。
今回は、座る時間と健康との関連について紹介していきます。
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姿勢の変化による代謝量の違い
ダイエットといえば、食事制限とともに代謝を上げることが挙げられます。
摂取するエネルギーの制限をすることも重要ですが、長期的に見ると代謝をあげる方も重要です。
座る時間というのは、実は寝ている状態と代謝はそんなに変わらないのです。
代謝は体が使うエネルギーを表します。1日のうちにどれくらいエネルギーを使用したかが、ダイエットにおいてはとても大事になってきます
ちなみに、座っている時と立っている時の代謝はこのようになります。
椅座位姿勢の代謝量を基準とした各姿勢の代謝量比は, 立位が1.187, 正座位が1.087, 胡座位が1.098, 横座位が1.026, 立て膝位が1.038, 投げ足位が1.062, 側臥位が0.922となった.椅座位姿勢に比較して平座位姿勢の代謝量は若干多くなることが示された.
出典元:姿勢の違いと日本人青年女性の安静時代謝量
座っている時と立っている時の代謝の違いは、およそ1.2倍!
これが長く続くと、1日のうちの代謝には大きく関わってきそうですね。
姿勢の違いによる変化はどのように関わってくるか
今ある代謝量を計算するのに、先ほど書いた代謝量を使用します。
簡単に表すのに、1時間ごとで計算しましょう。
単純に寝ている時間が、8時間とします。
食事の時間(1時間)×3回=3時間
残り13時間です。
13時間ずっと座っている時の代謝量が13。
13時間のうち座っている時間と立っている時間が5:5だと代謝量が14.3。
13時間のうち座っている時間と立っている時間が3:7だと代謝量が14.82。
この違いはおおよそ座りっぱなしの人と半分半分の人では1.3の違いがあります。
この違いが、毎日続くとすると一ヶ月でも大きな違いになりそうです。
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座る時間と立つ時間の違いで消費エネルギーに大きな差が!
実際に、カロリー計算するというこうなるようです。
アメリカのメイヨー・クリニックの研究によると、痩せ型の人と肥満気味の人のニート(NEAT)を比較した時、肥満気味の人のほうが2.5時間も座っている時間が長く、そのエネルギー消費量の差は350kcal/1日に相当。この消費量の差を身近なもので例えると、ポテトチップス1袋、あるいはショートケーキ1個程度。毎日、このエネルギー量を余分に蓄えているというのは驚愕の事実ですね。
出典元:「ニート(NEAT)」を意識して、代謝アップ! | 健康雑学 | 健康道場 | SUNSTAR
この違いは大きく関わってくることがわかりますね。
毎日ケーキを食べるのと我慢するのとでは、計算しなくても体に影響が大きいのは予想できます。
反対に、少し立つ時間を増やすだけでもこれだけ変わるのであれば、意識していく必要がありそうですね。
座っててもオススメのエクササイズ
立っている方が痩せるんだったら、立っていた方がいいじゃん!
こういう風なことを言われても、立場上立って仕事をするわけにもいかない人がいますよね。
そういった方におすすめなのが、呼吸のエクササイズです。
エクササイズといっても、特別なことをするわけではありません。
呼吸は、心臓の筋肉と同様に常に動き続けている筋肉です。
ということは、呼吸の時に使う筋肉量を多くすれば代謝が上がるはずなんです。
この呼吸。姿勢によって変化することが知られています。
一般的に、背筋が曲がっている姿勢は呼吸がしづらく、換気量が低下してしまいます。
わかりづらい人は試してみてください。
背中を曲げて息を大きく吸う時と、背筋を良くして吸う時
おそらく背筋を良くした方が、良く吸えたのではないでしょうか。
1日の中での座っている時間を変えられない人は、背筋を大きくすることで、代謝を上げることができるんです!
息を大きく吸うのには、これくらいがいいですね!
1日の中で、少しの意識だけでも大きく変化を感じられるはずです。
それでは最後までありがとうございました。
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