
作業中のあと、胸が『ぱきっ!』って鳴る。
もしくは、起きた後に『ぱきっ!』て鳴る人。
もっとひどい人なんかは、『ぱきぱきっ!』て鳴るような人も。
これって意外と多いんですよ。
特に作業が多い人や、姿勢が悪い人に多い傾向があります。
自分の体なのに、わからないことがあると不安ですよね。
何より、このまま放っておいて大丈夫なのかな?
こういった不安になります。
胸がぱきっとなる原因!それは『姿勢と生活習慣』によるものが多いです。
実際に生活指導をしているなかで、もともと猫背の人や首を上に向けない人に、胸が鳴る症状が見られます。
この症状に対応するには、姿勢を意識して生活する必要があります。
原因を知り、日々の生活習慣を整えていきましょう。
Contents
胸がぱきっと鳴る理由
ふとした時に胸がぱきっと鳴る理由。
これは、誰に聞いたら良いかわからないから、不安になりますよね。
- よくわからないけど大丈夫なの?
- パキッと鳴るとき、痛い時がある
- なんか普段より、鳴る頻度が多くなってきた
こういった悩みは、最初は気にならないことも多いですが、痛みが出てくると途端に不安になるものです。
この、胸が『パキッ』となる理由については関節の構造にあります。
パキッとなっているのは、胸骨の部分。肋骨と胸骨の関節です(胸肋関節)。
この関節は、よく動くことで知られています。
この肋骨と胸骨の関節は体のここにあります。
この関節は軟骨も含んでいて、動きがほかの関節に比べて多いのです。
動きが多いということは、それだけ負担も多くなるということ。
そのため、身体の歪みや姿勢の崩れなどがここの関節に負担をかけてしまうんです。
胸が『パキッ』となる人が増えている?
この胸がなる現象。
調べてみるとすぐに出てきます。
この記事を見てみると、どうやら痛み止めを処方されて治るまで待つしかない。
こう書いてありますね。
病院に行くとこういった診断のみで、終わりになることも少なくありません。
なぜなら、ドクターは画像診断など検査から評価することが多いからです。
画像では姿勢の変化については教えてくれません。
骨折や明らかな変形が無い限り、痛みについては、ほとんどが鎮痛薬が出るのみです。
この『パキッ』となる現象。
私は姿勢のくずれから起こっていると考えています。その理由について説明しましょう。
関節が鳴る理由は、関節のズレによって起こる。
そもそも関節の音はなぜなるんでしょうか。
この疑問については、このように説明しています。
関節液の微小な気泡が崩壊するときの音
関節の間が狭くなると、その間で気泡が発生します。
関節が狭くなった状態で一気に動かすことによって、滑液の圧力が低下し気泡が生じるとのこと。
この説が一番有力のようですね。
この説から、考えると姿勢の崩れが関節が鳴る理由の一つであることがわかります。
姿勢の崩れ=どこかの関節に負担がかかること
こうなるからです。
胸がパキッと鳴る時、姿勢の崩れによって胸の関節に負担がかかっている状態なんです。
今後は増加するかも?
この胸が『パキッ』となる現象。
今後は増加するかもしれません。
これは、パソコンなどの事務系作業が増えているからです。
今後増加していくであろう、フリーランスの方も姿勢が原因で増加するかもしれません。
その原因は、胸の関節への負担によります。
胸の関節に過度に負担がかかる=関節が狭くなりやすくなるというわけです。
胸の関節が狭くなるとぱきぱきなる人が増えるというわけです。
この現象は、いわゆる『猫背』の人で多くなります。
なぜかというと、この図を参照してください。
パソコン作業や猫背の姿勢は、こんな風になってますね。

これは肩が巻いている状態です。
猫背の時の巻き肩は、胸の関節に大きく負担がかかるんです。

こういった状態だと、どんどん胸の関節に負担がかかるため、『パキッ』となる原因になります。
パキッとなる胸はどうすれば?
原因がわかれば、それに対応していけば良いのです。
猫背の改善には、まずは横向きになって身体を真っ直ぐにすることをお勧めします。
座っている姿勢や立っている姿勢は重力に負けて、猫背になりやすいです。
仰向けで寝ることによって、重力により猫背を緩和することができます。
ソファに座ると腰が痛くなる のも姿勢が原因です。
そして、作業中に姿勢を意識して作業をすることで、胸がパキッとなるのを予防できます。
この姿勢はパソコンの位置を調整したり、椅子を調整することで大きく変化します。
この姿勢の改善。
ストレッチポールなどを使用すれば、自分でもメンテナンスができます。
ストレッチポールの使用はこちらを参考にしてください。
【LPN公式】ストレッチポール®エクササイズ「ベーシックセブン」StretchPole® Exercise “The Basic Seven”
首の位置を整える
胸がパキッとなる人。
これは、作業中など普段の姿勢が原因になってきます。
体への負担がかかりすぎた結果、胸が『パキッ』となるのです。
そのため、この状態に対処するためには、姿勢を整えていく必要があります。
作業中の姿勢を整えるのは、視線と肩甲骨の意識が大事です。
- 肩甲骨を真下に下げる
- 視線は遠くを見る意識
これだけでも、姿勢がかなり整います。
作業姿勢を変えるだけで、体にかかる負担はかなり少なくなります。
胸が鳴る現象は、体に負担がかかっているという、サインを出している証拠です。
早めに対処することで、痛みが出るのを予防していくことが必要です。
寝て起きた後にパキッてなる人。
こういった人も作業中の姿勢や普段の姿勢が大事だったりします。
首の位置を整えることは体の疲れをコントロールするのに、とても有効です。
最後に
こういった場合には、病院の受診をまずはしてください。
異常がなくて、緊急性も低い場合は上記の方法で緩和できる可能性があります。
姿勢の崩れや動きの悪さは、理学療法士の得意分野です。
お医者さんでも得意にしている人はいますが、基本的には画像検査からの治療がほとんどです。
そのため姿勢の崩れがあっても、的確なアドバイスができない場合があります。
- 猫背によって胸の関節に負担がかかる
- 姿勢によって緩和される可能性が
- 仰向けになって姿勢をリセット!
猫背の人は姿勢の悪さとともに、呼吸が浅い場合があります。
仰向けでの身体のリセットはとてもお勧めです。
わからない方は、問い合わせやライン@より質問をください。
それでは最後までありがとうございました。
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