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導入 (Introduction)
朝、顔を洗おうとした時や、目薬をさそうと上を見上げた瞬間。
首の付け根から肩、そして指先にかけて「ビリッ!」と走る電流のような痛み。
「最近肩こりがひどいな」と思ってマッサージに行っても、揉めば揉むほど後でダルくなる。
もし、あなたの指先に「痺れ(しびれ)」があるなら、それは単なる肩こりではありません。
「頚椎症性神経根症(けいついしょうせいしんけいこんしょう)」、あるいは「頚椎椎間板ヘルニア」の可能性が高いです。
特に、毎日数時間スマートフォンを見ているあなた。
その姿勢が、首の神経をギリギリまで追い詰めているかもしれません。
一般論の否定 (The Antithesis)
「首を回す体操」は危険です
首が凝っているからといって、グルグルと首を回していませんか?
神経が圧迫されている状態で首を大きく回すと、神経の通り道(椎間孔)がさらに狭くなり、神経を傷つける恐れがあります。
特に「上を向く」「後ろに反らす」動作は、頚椎症の方にとってはタブー(禁忌)です。
必要なのは、首を動かすことではなく、「頭の位置を正しい場所に戻すこと」です。
頭が前に出ている(スマホ首)限り、どんな治療も効果は一時的です。
【最重要】メカニズムの徹底解剖 (Deep Dive)
神経の出口が潰されている

頚椎(首の骨)からは、腕や手に繋がる神経が伸びています。
スマホ首(ストレートネック)の状態が続くと、重たい頭(約5kg)を支えるために、下の方の頚椎(6番・7番あたり)にものすごい負荷がかかります。
この負荷により、椎間板が潰れて飛び出したり(ヘルニア)、骨が変形してトゲができたり(骨棘)します。
これらが神経の根っこを圧迫することで、腕や手に痺れが出るのです。
特徴的なのは、「上を向くと痺れが強くなる(スパーリングテスト陽性)」ことです。
セルフチェック (Self-Screening)
神経の状態を簡易チェックする方法です。
【ジャクソンテスト・スパーリングテスト】
- 椅子に座り、少しだけ上を向きます。
- 痛い方へ首を傾けます(右腕が痺れるなら右へ)。
- そのまま、上から頭を軽く押し込みます(無理に押さないでください!)。
- 判定:
- 首だけが痛い → 関節や筋肉の問題。まだセーフ。
- 腕や指先に「ビリッ」と痺れが走る → アウト。神経根が圧迫されています。
※痺れが出たら即中止し、その角度には首を動かさないようにしてください。
パルク式解決策 (The Solution)
痺れがある場合、絶対に無理は禁物です。
安静にしつつ、できる範囲で「頭の位置」を戻します。
Step 1. チン・イン(二重顎をつくる)
立ったまま、あるいは座ったまま、指で顎(あご)を後ろに押し込みます。
「二重顎」を作るイメージです。
これにより、前に出ていた頭が背骨の上に戻り、首の後ろの筋肉の緊張が緩みます。
※上を向くのではなく、「水平に」後ろに引くのがポイントです。
Step 2. 胸を開く(大胸筋ストレッチ)
猫背で肩が内に入っていると、どうしても頭は前に出ます。
壁に手をついて胸を張り、肩を後ろに引けるようにストレッチしましょう。
土台である胸郭が起きれば、首も自然と起きてきます。
Step 3. 枕の高さを見直す
寝ている時に首が高い位置にあると、一晩中首を曲げていることになります。
逆に低すぎても首が反ってしまいます。
「寝返りが打ちやすく、横向きでも首が真っ直ぐになる高さ」に調整するだけで、朝の痺れが激減することがあります。
【有料級】セルフケア・マニュアル (Action Plan)
【神経の滑走(グライディング)体操】
圧迫されている神経を「伸ばして・緩めて」を繰り返し、滑りを良くする運動です。
※痛みが強い時は行わないでください。
- 壁に横向きに立ち、痛い側の手を肩の高さで壁につきます(指先は後ろ向き)。
- 肘を伸ばしたまま、顔を壁と「反対側」に向けます(神経が伸びる)。
- 次に、顔を壁の「方」に向けます(神経が緩む)。
- これをゆっくり10回繰り返します。
神経の癒着が剥がれ、痺れが緩和されることがあります。
よくある質問 (FAQ)
Q1: 手術が必要ですか?
A: 多くの場合は保存療法(リハビリや薬)で改善します。ただし、「箸がうまく使えない(巧緻運動障害)」「足がもつれて歩けない(膀胱直腸障害)」などの症状が出た場合は、脊髄そのものが圧迫されている可能性があるため、早急に専門医の診察・手術が必要です。
Q2: 腕を挙げていると楽なのですが?
A: 手を頭の後ろに組んだりすると痺れが消えるのは、神経のテンションが緩むからです。これは頚椎症性神経根症の典型的な特徴の一つです。楽な姿勢で休むのはOKです。
まとめ・行動喚起 (Conclusion & CTA)
手の痺れは、身体からの「限界警報」です。
スマホを見る時間を減らす、PC画面の高さを上げるなど、生活習慣を変えない限り、症状は進行します。
「痺れが怖くて仕事に集中できない」「手術は避けたい」
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▼参考文献
[1] Iyerey S et al. Cervical radiculopathy: nonoperative management. Curr Rev Musculoskelet Med. 2011.







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