運動がコロナの重症化を防ぐ可能性について。


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サロンパルクのこちゃです。
普段から運動している人。
運動したいと思っているけど、なかなかできていない人。

運動は、なんとなく身体に良いとは思っていても、その習慣がないとさぼりがちになりますよね。
コロナウイルスも少しずつワクチンの影響で、感染者数が減少してきています。

みなさんも、健康についてよく考えるきっかけになったのではないでしょうか。
普段からのライフスタイルを見直し、健康についての知識をつけておいて損はありません。

今回は、コロナウイルスにも関連する「運動と免疫」についてです。
結論からお伝えすると、運動習慣のある人はコロナウイルスにかかった際に重症化しにくいという報告が多くあります。

それは、なぜでしょうか。
わかりやすいように説明していきますね。

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免疫とは

免疫に良い食べ物。
免疫がつく習慣。

免疫が強い人。
免疫が弱い人。

これってなんとなく使っているけどよくわかっていませんよね。
免疫とは、いったい何のことなんでしょうか。

免疫とは、その名の通り疫病から逃れることです。
身体をウイルスから守る仕組みのことです。

身体には、外敵から守る機能として、免疫機能があるわけです。
これが弱っている状態が、白血病の方などです。

何らかの原因により、免疫機能が低下し、外敵から体を守ることができなくなるのです。
この外敵に対する防御能力が、免疫機能のことです。

免疫機能を鍛えるには、外敵に対する防御能力を高める必要があります。

運動は免疫を下げる?

免疫を下げる要因は様々です。
その中でも運動が、免疫を下げることもあります。

時々、「トレーニングしている人は、風邪をひきやすい?」なんて質問を受けたりします。
身体に対してストレスを与えるから、免疫機能が低下していると思われるようです。

実際に、トレーニングや運動をした後は、免疫機能が低下することがわかっています。
身体に対するストレスが一定以上かかると、炎症が起こったり、多くの酸化ストレスが発生します。

老化の三大因子は「炎症」「酸化」「糖化」といわれています。
運動により、炎症や酸化が起こり身体にはストレスがかかるということです。

これらが、トレーニングや運動の後に免疫機能が低下する原因といわれています。
しかし、運動後の免疫機能の低下は、定期的な運動を行うことによりカバーすることができます。

運動習慣を作ることにより、ストレスに強い身体になるということです。
身体を鍛えるときには、扱える重量がだんだんと重くなるのと同様のことが免疫にもいえるわけです。

もちろん、回復期間を設けない過度なトレーニングは、免疫機能を著しく低下させることが示唆されます。
適度な強度の運動は、炎症を軽減し、免疫細胞の変化をもたらします。

また、心理的ストレスの軽減など、気分の面でも優れているようです

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コロナウイルスとの関連について

それでは、コロナウイルスではどのような結果が起こるのでしょうか。

運動の量とコロナの感染、重症化、死亡リスクについて研究した文献がありました。

推奨レベルの身体活動に従事した成人は、SARS-CoV-2感染、重症COVID-19疾患、およびCOVID-19関連死の可能性の低下と関連していた。私たちの調査結果は、身体活動に従事することはかなりの公衆衛生上の価値があり、COVID-19と戦うための潜在的な利益を示していることを示唆しています。

引用元:Lee SWLee JMoon SY, et al
Physical activity and the risk of SARS-CoV-2 infection, severe COVID-19 illness and COVID-19 related mortality in South Korea: a nationwide cohort study
 
こちらの文献では、韓国人を対象に研究を行っています。
実際に運動習慣のある人は、運動習慣のない人に比べ、コロナウイルスの感染、重症化、死亡リスクが低いという結果になったということです。

 

どれくらいの運動が良いのか

運動が身体に良いのはわかったけど、どれくらいの運動が身体によいのか。
個人的には、運動をいきなり始めるのではなく、日常から体を動かす習慣を作ることを推奨しています。

少しの運動でも効果はあるの?身体を動かすメリットと方法

年代別には、これくらいの活動を目標としているようです。

基準値

18-64歳の身体活動(生活活動・運動)の基準強度が3メッツ以上の身体活動を23メッツ・時/週行う。
具体的には歩行又はそれと同等以上の強度の身体活動を毎日60分以上行う。

18-64歳の運動の基準強度が3メッツ以上の運動を4メッツ・時/週行う。
具体的には息が弾み汗をかく程度の運動を毎週60分行う。

65歳以上の身体活動(生活活動・運動)の基準強度を問わず、身体活動を10メッツ・時/週行う。
具体的には横になったままや座ったままにならなければどんな動きでもよいので、身体活動を毎日40分行う。

引用元:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-01-001.html

私は、普段スマートウォッチをつけて、歩数や睡眠時間、活動量を確認しています。
もし、今の運動量が足りていないなら、携帯のアプリや健康系のデバイスを持っておくと良いかもしれませんね。

今後、寒くなるにつれてインフルエンザやコロナウイルスの感染拡大に注意しなければなりません。
気になるニュースがあれば、またシェアしていきます。

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参考文献

1,シンプソン RJクンツ Hアガ N運動と免疫機能の調節Prog Mol Biol Transl Sci 2015 ; 135355 – 、80

2,Lee SWLee JMoon SY, et alPhysical activity and the risk of SARS-CoV-2 infection, severe COVID-19 illness and COVID-19 related mortality in South Korea: a nationwide cohort study

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ABOUTこの記事をかいた人

ぼろぼろの身体をなんとかするために理学療法士に!身体を整えることで人生が変わることを実感!地域活動に力をいれつつ、身体を整え人生を楽しく生きることをモットーに活動中。訪問・自宅での施術行ってます!