ストレス社会と言われる現代。
つながりが簡単に作れる反面、人とのつながりは大小なりのストレスを生みます。
多くのストレスは対人関係から、生まれてきます。
仕事関連、友達関連、家族関連などなど。
人と関わることで、幸せなことも多いですがその反対も多くあります。
そのため、多くの人がストレス発散をしています。
ストレスを発散するのには、何か特別なことをしなければいけないと思っていませんか?
実は、食事の意識を変えるだけでも、ストレスの緩和が図れるかもしれないという研究発表がされました。
今回は、食事と幸福度の関係性についてお伝えしていきます。
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Contents
ストレスコントロール力が大事
ストレスコントロール力は、寿命にも関わって来ますから、とても重要です。
最近は腸内環境とストレス値についても研究されています。
性格と寿命にも相関がある通り、思考の違いでも寿命が変わってきます。
同じストレスでも、人によって受け取り方が異なる。
そのため、人によってストレスコントロール力が違うんです。
このストレスのコントロール。一つは幸福度が関わってきます。
その幸福度に関連してくるのが、脳内にあるセロトニン。
このセロトニン、実は腸内にもあることが分かっています。
腸内の環境で幸福度がかわる
セロトニンは、その濃度に応じて、満足度が異なるようです。
セロトニンが枯渇している状態では、幸福を感じづらくなります。
そのため、うつ病の人には薬が処方されます。
このセロトニンの濃度を高くしようとする薬が処方されることもあります。
それだけ、このセロトニンという物質は重要なんです。
これだけ幸福度に関わってくるセロトニン。
腸内では食べ物から作られていきます。
腸内の環境がセロトニンの量を調整するかもしれないというわけです。
腸内環境とストレスの関係
腸内環境とストレスについての影響はセロトニンというホルモンが関係しています。
このセロトニンは幸せホルモンと言われていて、ストレスを受けるとセロトニンを分泌させてコントロールしようとしています。
幸福感とも関連があり、その影響から幸せホルモンと言われています。
この幸せホルモンがうまく機能していると、ストレスコントロールをうまく行うことができます。
セロトニンは脳内と腸内において分泌され、腸内の環境を整えることにより、脳内でも使用できるとされ、『脳腸相関』とも言われています。
そのため、腸内の環境を整えることが重要になってくるわけですね。
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食物繊維の摂取でストレス軽減につながる
腸内の環境をととのえてくれる、腸内細菌。
この腸内細菌は炭水化物を主なエネルギー源としていることが知られています。
炭水化物は糖質と食物繊維で構成されますが、糖質は体内のエネルギーとして使用されるため、腸内細菌のエネルギーとしては使えません。
そのため、食物繊維の摂取が重要になってくるわけです。
この食物繊維とストレスの関係について以下のように報告がありました。
近年、腸内細菌とストレス関連疾患(不安感、うつ病、過敏性腸症候群(IBS))との関係について関心が高まっている。腸内細菌は短鎖脂肪酸を産生するのだが、これらは脳や腸の細胞の主要な栄養となる。なお、穀類や豆類、野菜類といった食物繊維を豊富に含む食品は、短鎖脂肪酸の産生を活性化させるとされている。本研究では、短鎖脂肪酸の導入によりマウスのストレスや不安様行動のレベルが軽減することが発見された。
出典元:ストレスによる心身へのダメージ、食物繊維で軽減か:世界の最新健康・栄養ニュース
短鎖脂肪酸は腸内細菌が作り出すエネルギー源ですが、この短鎖脂肪酸によって腸内の環境が整えられたり、ほかの臓器の機能を活性化することが知られています。
腸内環境改善にコオロギ?
この腸内環境を整える目的で、色々な食事やサプリメントがありますが、面白いニュースがあったので紹介します。
内容はこちら
環境に優しい新たな食糧供給源として、食用昆虫が注目されている。米・University of Wisconsin-MadisonのValerie J Stull氏らは、健康成人20例を対象に、市販の食用コオロギパウダー(Gryllodes sigillatus)摂取が腸内細菌叢の組成に及ぼす影響について、パイロット・二重盲検クロスオーバーランダム化比較試験で検討。その結果、コオロギパウダー1日25g含有食の摂取は、プロバイオティクスの増殖を促進して腸内細菌叢のバランスを改善し、全身の炎症を軽減する可能性が示されたと、Sci Rep(2018; 8: 10762)に発表した。
出典元:食用コオロギが腸内環境を改善|医療ニュース|Medical Tribune
コオロギで腸内環境が整えられるなんて。
よく原住民の人なんかは、虫は貴重なタンパク源なんてことをいいますからね。
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まとめ
セロトニンの濃度によって、幸福度が変化する。
ストレスを感じる違いは、性格で異なるが、幸福度を上げるためには、腸内環境も整えた方が良い。
ストレスコントロール力を高めるためには、腸内環境を整える必要があります。
そもそも、食べたもので体は作られるので、当然といえば当然ですね。
腸内の意識で幸福度は大きく変わってきそうです。
- セロトニンの量によって幸福度が変化
- 腸内で食事からセロトニンが作られる
- 食物繊維の摂取、幸福度が変化する
食事の意識を変えて、食べ物から幸福度を変えていきましょう!
最後までありがとうございました。
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